マンダリンオリエンタル『NOMA』

マンダリンオリエンタル『NOMA』

今日は、東京でも朝から雪が降り積もっています。

足下にはご注意を!!

皆さんにとって、良いアイデアが湧く時ってどんな時でしょうか。

散歩中、お風呂に入ってる時、トイレの中(笑)など人それぞれだと思いますが、わたしは高層ビルの上・・・

だったりします。

その中でも、想像力が豊かになるパワースポットがあって。

マンダリンオリエンタルの37階 

『マンダリンバー』 


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稲葉歯科医院からすぐなのでよく利用します。

大事な打ち合わせやアイデアを出し合う時にもマンダリンオリエンタルのレストランを利用します。

高級感のあるレストランは、とてもクリエイティブな発想も浮かぶものです(^_^) 

先日、マンダリンバーのすぐ横にシグニチャーというフレンチレストランがあるのですが、何やらいつもとちょっと違った雰囲気に気付きました。

何か特別なパーティーでもあるのかな。

とその時は思ったのですが、別の機会に訪れた時も入り口から雰囲気が違います。

後からわかったのですが、 世界一のレストラン、デンマーク・コペンハーゲンにある「ノーマ(NOMA)」が期間限定でマンダリンオリエンタルのシグニチャーを借りてオープンしたそうです。

NOMAは、英Restaurant誌による企画 The World’s 50 Best Restaurants 50選で1位を獲得した、今大注目のレストランだとか。

シェフのレネ・レゼッピは、まだ35歳。


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出典:ditteisager 

フランスの「ジャルダン・デ・サンス」スペインの「エル・ブリ」アメリカの「フレンチ・ランドリー」で修業し、故郷で店を開いたそうです。

びっくりしたのは、マンダリンで期間限定でオープンするために、本国のNOMAを休業し、キッチンスタッフ全員を引き連れて来日(凄いですね!!)

わたしは何も知らずに、マンダリンバーでシャンパーニュを頂きながら、パソコンを開いていて、2時間近く、入り口の様子を興味深く見ていました。

さすが、世界一のレストラン。

おもてなしの仕方が普通ではないです。

スタッフ(みんな外人)が入り口からリラックスできるように、様々な声掛けをしていました。

わたしは、みんな仲良しの知り合いなのかな・・・

と思うほど、楽しそうな雰囲気なのです。

一般的に、お客さんがいらしたら、お名前を聞いて席にお通しする。

という感じですが、

"Good evening how are you?"

からはじまり、コンサートへ行って、どうだったとかああだったとか・・・

お客さんとしばらく話込んだ後。 

”Are you hungry?"

という感じで、ようやく名前を聞き、レストランに入ります。

なんだか、とても楽しそうだったので、こっそり覗いてみると。

食事の前に会話とシャンパーニュを楽しんでいるようでした。

わ?!!

わたしも行ってみた?い♪

と思って、調べてみると、もちろんすべて予約はいっぱい。

(しかも、すべて英語の予約フォームでハードル高い・・・) 

倍率高そう?って感じでした(-_-)

1月31日まで、期間限定オープンだったそうですが、あまりの盛況ぶりに2月14日まで延長。

宿泊付きのプラン、1泊2名で、NOMAの食事を楽しむコースが15万ぐらいで、ランチだけでも、4万円弱なのですが、すでにウェイティングリストになっています。

う?ん。 

これは、コペンハーゲンに行くしかないですね。笑

以前、一夜限りの晩餐会「官能の杜」

に参加させて頂いた時、フレンチのシェフ、松嶋啓太さんがこんな事をおっしゃっていました。

「シェフのお仕事は、いらしたお客様をワクワクさせること。

日本人は食事を通して五感を使ってもっともっと楽しんで考えて欲しい。

そして、会食を通して、感性を磨いてほしい」

これから、日本でもこんな雰囲気が作れるレストランが求められると思います(^_<)-☆ 


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この晩は。

NOMAには入れなかったけれど、同じ階にあるレストランで、夜景とお食事を楽しみました(^_<)-☆

ワインを頂いた後、ちょっとだけグラッパをいただきたかったので、

「ひとつ頼んで、シェアしてもよろしいですか?」

とお聞きすると。

「もちろんです!」

と、結局2つ分のグラッパを持って来てくださった、いつものウェイターの方が好きです♪

有意義な時間を過ごすことができました!