稲葉歯科医院 院長ブログ 千代田区 末広町 顎関節症 入れ歯 リーゲルテレスコープ 矯正:千代田区外神田で歯科医院を開業している院長稲葉由里子が日々の診療への思いや雑感を語ります。

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ドイツの技工所

IPSG事務局稲葉由里子です。

今回のIPSGドイツ研修旅行ではIDS,チュービンゲン大学の他に技工所と歯科医院を見学させていただきました☆

こちらは、KaVo本社がある、ビベラッハにある技工所です。

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こじんまりとしたラボで、外観もとってもお洒落。


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日本人のドクターが、こんなに沢山見学に来られるのは初めてだそうです。

ドイツのラボを見れば、ドクターがどのような仕事をしているのか一目瞭然です。

思った通り素晴らしかったです。

沢山のテレスコープをみることができました。 

ドイツの歯科医院のレベルの高さ、とにかく平均のレベルがとても高いです。

でも。

IPSGの先生方は、もっと上だと皆さんに感じていただけたと思います^_^

そして、とにかく綺麗なことに、びっくりです。

石膏を使うので、一番汚れる環境にいながら、きちんと気持ちよく仕事ができるルールがあるようです。

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技工士は3名いらっしゃいました。

3名で10代の技工デスクです(@_@;)

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右側に写っているいるのが、このラボのオーナー、ZahntechnikermeisterのGerd Brüstlさんです。

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もちろん、ミリングマシーンがあります。

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KaVoの咬合器はどこのラボにもあります。

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一番汚れているはずの作業場、本当に綺麗に使っています。

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DegussaのMultivac、真空練和器です。

ドイツでは、石膏もアルジネートも手練りはありえません。

すべて器械練りです。

このDeggussaの真空練和器はすごい吸引力です。

一通り、一流の器械を揃えるだけで、すごい費用が掛かっていると思います。

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こちらは、インプラントとテレスコープのコンビネーション。

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パラレルテレスコープ とアンカーバンドクローネでしょうか・・・

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おもしろい脚ですね。

ワンピースキャストだと思います。

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そしてこれらを作るに欠かせないとおっしゃるこの器械は・・・・

そうです。

稲葉先生が開発した横型研磨器の海賊版、ハフナー社の物です。

稲葉先生が開発した当時、KaVoのK9内冠研磨器として販売されていたものです。

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パラレルテレスコープが多いラボでしたが、この器械なしではとてもできないとマイスターがおっしゃっていました。

 

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そして、もうワックスはほとんど使いません。

歯冠修復に関しては、CADCAMです。

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こちらのラボでは、KaVoのARCTICA(アークティカ)のCADCAMでした。 

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患者様のシェードテイキングは、日本ではドクターが行いますが、ドイツではもちろんテクニシャンが行います。

作る人が色や形を見るのが普通だと思います・・・((+_+))

患者様は、ラボを訪れて、このような自然光の入るお部屋で、テクニシャンがセラミックの色を見させていただきます。 

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VITAの歯の色を計測する装置です。


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こちらは、IPSG、VIP会員の福永朋美先生です☆

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なるほど~

おもしろいです。

さすが、Easyshadeです。

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わたしは、スタッフがくつろげるこんな空間がとても素敵だと思いました☆


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本当に丁寧に案内してくださいました。

次回は、歯科医院、開業医見学のご報告です☆♪

2013年4月16日

ドイツ、チュービンゲン大学レポート【その3】

◆ドイツ、チュービンゲン大学レポート【その3】

当日はちょうど歯学部が試験期間中でした。

日本で言う3、4年生が実技試験を行っていました。 

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ファントーム(マネキン模型)を用いて歯を削って、歯型を採って、金属のクラウン(被せ物)を製作するのが10日間かけて行われます。  

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他の学年では、歯内療法の実習が行われていました。抜去歯を用いてデジタルレントゲン撮影をしながら指導を受けていました。

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学生さんと言っても、もうすでにドクターの顔ですね☆


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学生時代にここまで、丁寧な実習をしていれば、実践でもきちんとした根管治療ができると感じました。

 

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学生用のラボ、一番汚れる場所ですが、本当に綺麗に使っていました。

 

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こちらの模様は大学病院、当院前の実習試験です。


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こちらは、笑ってる人はいません。

ものすごい真剣なので、し~んとしています。 

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縫合の実習です。

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模型でも練習します。

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こちらは消毒室

Miele が使われています。

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模型もきちんと整頓されています。  

さて。

こちらは、顎顔面補綴です。(エピテーゼ)

ドイツでは歯科大学で、行われています。

口だけではなく、目や鼻、耳も歯科の補綴科で行います。

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悪性腫瘍で欠損した顔を、復元します。


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ドイツで、エピテーゼは非常に進んでいます。

日本でも行われていますが、まだまだ進んでいない分野です。

私達歯科界がこれから注目する分野だと思います。

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一通り、見学した後、顎関節症治療についてなど、プッチャー先生とのディスカッションの様子です。

お話ししているのは、稲葉智弘先生です。

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最後に一日本当に丁寧に親切に説明をしてくださった、プッチャー先生にお礼をさせていただき、IPSGの先生方、本当に有意義な時間を過ごすことができました。

稲葉先生も、懐かしい思いで、一杯だったと思います。

このような機会をセッティングしてくださった、KaVo稲垣さんにも本当に感謝したいと思います。

2013年4月14日 | トラックバック (0)

ドイツ、チュービンゲン大学レポート【その2】

◆ドイツ、チュービンゲン大学レポート【その2】

歯学部の中にあるラボについてお伝えしたいと思います。 

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ラボは大学の校舎の中でも一番見晴らしいのいいところに設置されていて、テクニシャンがゆったりとした気持ちで仕事ができるようになっています。

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すべてのデスクにマイクロスコープがあります。

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みんなKaVoのデスクです。

とにかく、仕事が綺麗だと思います。 

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ドイツの金属床は、後パラタルバー、トーションバーという設計がほとんどです。

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ラボの風景です。

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楽しそう☆

ドイツで、歯科技工士というと、大変地位も高く尊敬される仕事とされています。

特にテレスコープの技術は、ドイツでないと学べないので、世界から集まります。

今回は、インプラントとテレスコープのコンビネーションというパターンを沢山見学することができました☆

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KaVoのエンジン、やっぱり把持の仕方が日本とは違います。

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こちらは学生さん。

かわいい☆♪

写真撮影にも笑顔で答えてくれました☆

次回レポートは、学生実習の模様です^_^

 

 

2013年4月14日 | トラックバック (0)

ドイツ、チュービンゲン大学レポート【その1】

先日、父が代表を務めるIPSGドイツ研修旅行で、チュービンゲン大学を訪れました。

数回に渡り、レポートをお伝えしたいと思います(^_-)-☆

私の父である稲葉先生は、1978年から2年間チュービンゲン大学歯学部補綴科(クラウンブリッジや義歯を専門とする科)に留学していました。

チュービンゲンはドイツの南西に位置しています。チュービンゲン大学は1477年に創設されたドイツでも歴史ある大学です。

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ドイツでは、神学、医学、法学、哲学の4学部があって“大学”と呼べるそうです。

現在は16学部ありますが、キャンパスは同じ場所にありません。

街の中に点在しています。

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歯学部は医学部と同じ場所(Universitätsklinikum Tübingen:UKT)にあり、各科(内科、外科、産婦人科、歯科など)で独立して建物があります。

ドイツの歯学部に入学するのは、本当に大変です。

ドイツではアビトゥアー(Abitur、大学入学資格試験)の点数が医学部より難しくなっています。

最近ではドイツ人であっても歯学部へ入学するのは難関であり、他のEU加盟国へ行って、歯科医師になった後にドイツに戻ってくるそうです。

チュービンゲン大学が力を入れているのは、特にこの3つ。

インプラント、審美、そしてテレスコープシステムです。

大学では、テレスコープの10年、15年、20年と追跡調査をしていて、沢山のデータがあるそうです。

 

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この像は、大学の入り口にあるもので、患者様はいつも辛い気持ちで、困ってらっしゃることを忘れないように、先生たちはいつもそれを頭に入れておかないといけない。

という意味があるそうです。 

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稲葉先生は、補綴科で学生の講義も受け持っていました。

そして、今回、稲葉先生の講義を受けたとおっしゃる方がいらっしゃっいました!

白い白衣を着た女性のEva Engel教授です。


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30年以上も前ですが、稲葉先生の記録がきちんと残されていて、大学側は大変歓迎してくださいました。

こちらのプッチャー先生が今回私達を案内してくださいました。

なかなか男前です^_^

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大学の診療室の壁にはこんな絵が描かれています。

医局員や学生が、教授の顔を真似て描いたそうです☆


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こちらはチュービンゲン大学の風景です。

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教授室で記念写真を撮る福永秀一先生。

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このお部屋は補綴科の医局だそうです。

すっごい綺麗ですね(@_@;)

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もちろん、大学であっても、すべて診療室は個室です。


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そして、ありました☆

ビルドインタイプのミニテック(技工机)です。

チェアーサイドで、 技工ができるようになっています。

これは稲葉先生がKaVoにアイデアをだしたものですが、日本では手に入らなくなってしまいました。

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こんな感じなのですが、みていただきたいのは持ち方です。

技工用エンジン、KaVoのものは重いと評判ですが、日本人はお箸をもつように作業するからです。

ドイツではこのように持って仕事をするので、重さは感じず、反対に安定した仕事をすることができます。 

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こちらのお部屋はインプラントのライブオペなどを実習する、一番大きな診療室だそうです。

素晴らしいです。

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大学にはプロのカメラマンがいて、患者様のプロフィールなどを撮影するそうです。

ということで。

次回は、大学の技工所、ラボについてお伝えいたします☆

2013年4月14日 | トラックバック (0)

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