Myofunctional Therapyの原点

Myofunctional Therapyの原点

先日、スイス商工会議所が主催するランチョンセミナーにて、SUNSTARグループの中村正一取締役会長の講演会を聞かせて頂いたきました。

そのご縁でSUNSTARの研究担当、経営計画担当の方々がいらっしゃり、摂食・嚥下についてお話をさせていただきました。

SUNSTARの本社は、スイス。

海外シェアが約半分という、大きな変革を果たした素晴らしい会社です。

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父である稲葉繁先生は、40年以上も前から摂食・嚥下についての研究に取り組んで参りました。

顎関節症の患者様に舌の圧痕や歯の形の圧痕、口蓋鄒壁の肥厚を見つけたことがすべての始まりでした。

顎関節症と舌壁には何か関連があるのではないかと考えたのです。

当時は、嚥下という言葉さえ認知されていない時代で、論文や学会発表を行ってもほとんど反応がなかったと言います。

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・咀嚼・嚥下・発音

これら3つの機能を育てるには、哺乳行動が大きく影響していることに気がつきました。

さらに研究を進めるうちに、間違った嚥下機能をしているとさまざまな障害があることがわかりました。

そこで、発案したのが、ラビリントレーナーという嚥下器具です。

舌と唇、そして嚥下に必要な筋肉を鍛えることができるラビリントレーナーの発案には、40年もの間、研究を積み重ねてきた歴史があります。

(植木式哺乳器・写真は、日本で最初の哺乳瓶なのですよ!チューブはすでにボロボロになっていますが、赤ちゃんが自分の力で吸い込むことができます。)

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現在、日本では年間およそ8,000人の方が誤嚥性肺炎、つまり食べ物による窒息で亡くなっているといわれています。

そのほとんどが65歳以上の高齢者です。

乳児の哺乳の問題と、高齢者の嚥下問題は一見関係がないようで、切っても切れない関係です。

1971に出版された、Daniel GarlinerのMyofunctional Therapy の本は父の大切なバイブルです。

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Myofunctional Therapy の原点です。

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今でも、この手法を応用して舌壁の治療に取り組んでいます。

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乳児の哺乳においても、ドイツはかなり進んでいます。

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Dr.Hinz

前回ケルンで開催されたIDS(International Dental Show)でも、子供の舌壁を治すのにとても有効な器具が紹介されていました。

日本では、残念ながら紹介されていなかったので、猛烈に買い占めて参りました。笑

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今月開催されるIDSでも展示ブースにあると思うので、行かれる先生はぜひチェックしてきてくださいね!

今年スイスを訪れる予定なので、SUSTAR本社の見学をさせていただきたいとお願いさせていただきました。

有意義な時間にしたいと思います♪

また、嚥下問題は、超高齢化社会を迎えた日本において大きな課題です。

リハビリテーションの語源(re habilitation)は、本来あるべきところへ回復させることを意味しています。

胃瘻にさせないように予防する事が大前提ですが、一時的に嚥下障害が起きても、戻すようにリハビリテーションを行う。

発音障害が起きた方に対して、麻痺を起こした患者様の状態を元に戻す事です。

今回、SUNSTARの方々とお話をさせていただいたことにより、自尊心を保つために、非常に大切なことだと改めて感じさせられました。