患者様の口腔内は変化します。

患者様の口腔内は変化します。

こんにちは。

Weber dental labor 稲葉由里子です。

今回は、患者様のお口の中の状況の変化についてお伝えしたいと思います。

患者様は50代女性、上下レジリエンツテレスコープで治療をさせていただくことになりました。

試適まで順調に治療を進めさせていただきましたが、大腿骨を骨折。

長く入院をされることになりました。

IMG_1926.jpg

試適から8ヶ月。

入院中は、仮義歯を装着することもできず、支台歯は移動し、口腔ケアもできる状態ではなかったため、残念ながら2本抜歯となりました。

IMG_1927.jpg

技工を担当していただいたのは、キャスティックアーツの中沢勇太さん。

大変丁寧に仕上げていただきました。

IMG_1930.jpg

試適から8ヶ月後の装着ができたのは、レジリエンツテレスコープだからこそだと思います。

2本抜歯を行い、レジンで外冠を封鎖しました。

セットしたばかりなので、まだ調整が必要だと思いますが、患者様の口腔内は常に変化するものだと改めて実感したケースとなりました。

以前、インプラント治療をさせていただいた患者様のケースを思い出しました。

インプラント埋入後、5年ほど経過し3本抜けてしまいました。

患者様はその間、癌を患い、抗がん剤治療を行っている間に骨が弱くなってしまったのです。

その後、コーヌスクローネでやり直しをさせていただき、現在も使って頂いておりますが、私達は患者様に口腔内の状態は変化することがあるとお伝えする必要があると思います。

患者様には、将来起こりうるリスクや、一生使えるというわけではないこともお伝えしましょう。

できる限り長く使って頂くためにも、メンテナンスが大切だと思います。

治療が終わったら修了ではなく、ここからが患者様との長いお付き合いになると思って、お互い信頼関係を築くことができればと思います♪