レジリエンツテレスコープの歴史

レジリエンツテレスコープの歴史

Weber dental labor 顧問の稲葉繁先生が日本に初めて紹介したResilienz telescop(レジリエンツテレスコープ)について、ご紹介させていただきたいと思います☆

レジリエンツテレスコープはチュービンゲン大学独特な入れ歯のため、ドイツ国内でも広まっていませんでした。

しかし、応用範囲はかなり広く、特に今の日本人の歯の状態にかなりの割合で需要があると強く感じます。

これまで、折に触れ、リーゲルテレスコープやコーヌスクローネについてはお伝えして参りましたが、レジリエンツテレスコープについてはあまり、お伝えする機会がありませんでした。

最初に、レジリエンツテレスコープの歴史を紐解き、数回に渡り、レジリエンツテレスコープの素晴らしさについてお伝えしたいと思います☆♪

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【ドイツの入れ歯 レジリエンツテレスコープの歴史】

稲葉先生が留学していた、チュービンゲン大学では 古くから、遊離端義歯における欠損部粘膜の被圧縮度と歯の生理的動揺の研究を行っていました。

義歯の粘膜の沈み込み、そして、その時支台歯にはどのような影響を及ぼすのか・・・という研究です。

その結果、義歯で噛んだときの沈み込みの圧から歯を保護するために独特な治療方法を生み出されました。

それがレジリエンツを使った、チュービンガーデックプロテーゼと呼ばれる、粘膜負担義歯『レジリエンツテレスコープ』です。

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チュービンゲン大学の、Oberarzt(オーバーアルツト)のManfred Hoffmann(マンフレットホフマン先生)のちにUniversität Erlangen(エアランゲン大学の教授)が1966年に発案して、レジリエンツテレスコープが誕生しました。

レジリエンツテレスコープを行った症例についての追跡調査も当時すでに報告され、(Lehmannおよび、Körber)、予後が非常に良好であることが証明されています。

合計100症例以上における術後8年(平均)を経過した時点での調査では、その40%は残っている歯は安定してることが認められ、動揺が増した症例は35%であることが報告されています。

当時から20年以上機能している例が多数確認されていたということです。

チュービンゲン大学では残っている歯が少ない症例に対し、非常に沢山行われていました。

しばしば、稲葉先生が、E.Körber教授の講義にでていると、とても長持ちをしたケースとして、さも得意げに話をしていたそうです。

下顎3本残っている歯の患者様を、Körber教授がレジリエンツテレスコープで治療をしました。

治療後、ハンブルグに引っ越しをされましたが、20年後、チュービンゲンに戻っていらしたので、見てみると、レジリエンツテレスコープはそのまま使われていた。

という話です。

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稲葉繁先生がドイツからこの技術を日本に紹介し、すでに30年以上患者様の口の中で機能している症例が多数あることからも、長期間使って頂く事ができる非常に優れた技術である事が証明されています。

Weber dental laborでは、稲葉繁先生から正しいレジリエンツテレスコープの製作方法を受け継いでおります。

コーヌスクローネの維持力と間違われる方も多いので、注意が必要です。

大変満足度の高い技術ですが、日本ではほとんど文献もなく広まっていないのが事実です。

患者様からも、ぜひ広めて欲しいと

『先生はじめ関係者の皆様にこのすばらしい技術をもっと広めていただけたらと思います。きっと救われる人はたくさんいるはずです。』

全文はこちらです。

▼もっと早くに伺っていればと後悔しました。

レジリエンツテレスコープを装着される患者様は、これまで大変な苦労をされています。

できるだけ早く患者様の主訴を取り除き、義歯に慣れて頂くためにも、仮義歯を事前に製作することもおすすめしております。

診療の進め方や注意点に関しましても、先生方からのご相談もお引き受けしております。

どうぞ遠慮なくお問い合わせくださいませ。