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ラビリントレーナー
★口の筋力強化に一役・・・・ラビリントレーナー★
埼玉新聞に掲載された、ラビリントレーナーの記事をご紹介いたします。
ラビリントレーナーは口のまわりの筋力を強化する器具で、赤ちゃんからお年寄りまで歯ブラシ感覚で使えるのが特徴です。
歯科医師が考案した口腔トレーニング器具を使って口腔機能リハビリを伝授する研修会が12日、本庄市の本庄中央区民館実習教室で行われました。
介護事業者など約160人が参加、摂食、嚥下(えんげ)訓練器具「ラビリントレーナー」を実習しました。
研修会は児玉圏域介護事業者連絡協議会の主催。
日本歯科大学付属病院准教授の菊谷武氏とラビリントレーナーの考案者で日本歯科大学高齢者歯科元教授の稲葉繁氏が講師を務めました。
口腔介護リハビリテーションセンターのセンター長でもある、菊谷氏は「歯が丈夫なだけではだめ。こちの機能が低下するのを防ぐ必要がある。」と力説しました。
豊かな食生活を送るための口の体操などを教えました。
このあと、稲葉氏が菊谷氏をはじめとする日本歯科大学関係者と一緒に製品化したラビリントレーナーを紹介しました。
舌や唇(くちびる)の筋力を鍛えるやり方を教えました。
座長を務めた本庄市の飯塚歯科医院の飯塚能成院長は、
「すごく役に立つ話ばかりで意義ある研修会となりました。口腔機能がいかに大切か、理解して頂けたと思います。」と話していました。
稲葉氏によると、ラビリントレーナーは口の周りの筋力を強化する器具で、赤ちゃんからお年寄りまで歯ブラシ感覚で使えるのが特徴です。
お年寄りの食べこぼしや飲み込み事故防止だけでなく、脳血管後遺症による発音障害などの機能回復にも効果を発揮しています。と伝えました。
これを読んだわたしは、女性の口元のアンチエイジングケアにもいいのでは・・・・と思いました。
赤ちゃんにもいいようなので、娘の日鞠にもおしゃぶりのかわりにわたしてみました!
ラビリントレーナー、詳しくは、コンビウェルネス株式会社のHPにのっていますので参考にしてみてくださいね。
お年寄りの口腔異常、「カンジダ」肺炎の原因にも。
1996年に共同通信社より、全国31の新聞社で掲載された稲葉繁先生の記事をご紹介します。
先日、倉庫をゴソゴソと探っていたら見つけました。
書いた本人も忘れていた記事なのですが、患者様にはもちろん、私たち歯科医師にとっても興味深い内容です。そのまま新聞の内容を載せます。
お年寄りの口腔異常
【舌の痛みや不快感】
口の中の異常で悩んでいるお年寄りは意外と多いです。
だ液が出なくなったり、ねばついたりしてひどい場合は、口の中がヒリヒリ痛むほか舌が痛くなるケースもあって大変つらいといいます。
こうした口腔異常とカビの一種の真菌のカンジダ増加の関係に注目が集まっていいます。
日本歯科大学の稲葉繁教授(当時)は「口の中で増加したカンジダがさまざまな悪さをする」と話しています。
加齢で機能低下
口腔異常と切ってもきれない関係にあるのがだ液です。だ液腺は大きく分けて三つ。ほおのところの耳下腺、下あごにある顎下腺、それに舌下腺です。
そのだ液の分泌量は成人で一日当たり1~1,5リットル。ざっとビール瓶2本に相当します。
だ液は多種多様な働きを持ちます。消化酵素を含んでいて消化を助ける、口の中を潤して食べ物を飲み込む際の潤滑剤の役割をするほか、口の中の掃除もします。
さらにわずかながら殺菌作用もあります。
ところが、加齢とともにだ液腺の機能が低下してだ液の分泌が少なくなる事があります。だ液の出が少なくなると、厄介な問題がでてきます。
食べ物がくっついてなかなか飲み込めなくなる上、口の中が不潔になってしまうからです。
「口の中には知られているだけで数十種類のバクテリアがすんでいるが、特に入れ歯をしている場合は、不潔になってカンジダが増えやすい」と稲葉繁教授
日和見感染で
しかもお年寄りの場合は免疫力が衰えていることもあって、日和見感染を起こしやすくなっています。お年寄りにカンジダが感染しやすいのは、こうした背景にあります。
稲葉教授が高齢者歯科診療科の受信者の男性115人、女性149人を対象に調べたデータがあります。
その結果は、だ液1ミリ当たりのカンジダ菌数が十万個以上が男性で11人、女性では12人に上り、このうちの半分はカンジダが百万個医療に増加していることがわかりました。
いずれも歯や口腔の病気をもった患者さんですが、これらの事実はカンジダの感染者が決して少ない数字ではないことを示しています。
「受信者の95%近くからカンジダが見つかった。1ミリリットルあたり千個程度ならほとんど問題にならないが、十万個以上だといろんな症状がでてくるようになる。実際に受信者の5%以上が不快感や痛みを訴えていた」と稲葉教授。
その症状とはどのようなものなのでしょうか。まず舌が焼けるように痛んだり、感想しているときに感じたりします。また、塩辛いものを食べて、ときに口の中がヒリヒリしたり、味がおかしいなどの感じがしたり、口の中が粘つくなどの不快感を訴えているケースが多いです。
肺炎の原因にも
症状が全くないケースもありますが、カンジダが見逃せないのは、内蔵真菌症の犯人になる点です。
弱ったお年寄りの内臓をカンジダなど真菌が侵してしまったらひとたまりもありません。
こうした内臓真菌症の患者さんがこのところじわじわ増えていて、高齢化時代の新しいタイプの病気として注目を集めています。
「口の中にカンジダが増加して食道カンジダ症や肺炎の原因になることもあります。そのためにも口の中を清潔にすることが大切で、お年寄りでは入れ歯の清掃をこまめにする必要があります。だ液が粘ついていたりしておかしいなと思ったら、洗口液を使用すればかなり予防できる」 と稲葉教授は訴えています。
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当時この記事を見た、舌に痛みがある患者さんが大学に殺到したそうです。
「そうか・・・新聞にでていたからか。」←いまさらながらわかったようです。
お年寄りのお口のケアの大切さは全身に関係します。
私たち歯科医師も注意深く診る必要があると感じました。
定期的に歯のクリーニングをしましょう
歯の健康を維持し、できるだけ長く自分の歯を残すためには、予防が必要です。
毎日の歯ブラシをすることはもちろん大切ですが、定期的に歯科医院で歯をクリーニングすることをおすすめします。
歯科医師、歯科衛生士による歯のクリーニングは超音波スケーラーという特殊な器具を使って汚れを除去します。
特に歯垢に唾液中のカルシウムが付着してできる歯石は、歯ブラシなどの通常のお手入れでは落とすことができません。
特に異常がなくても定期的に、歯科医師、歯科衛生士にみてもらい、クリーニングを受けることが、むし歯や歯槽膿漏になるのを予防し、歯に対する関心も高まり、口の中に注意をはらうようになります。
これが結果として歯の健康によい影響をもたらします。
逆に歯科医師の健診をうけたことがない人は、重大な異常にも気づくことが遅れ、歯周病(歯槽膿漏)になったとき、すでに手遅れ、といった危険性が高くなってしまいます。
かむ機能をいつまでも!
これまでお伝えしてきたように、歯を失うということは、たくさんの重要な役割を果たせなくなるということです。
また、従来考えられていたように、歯を失うのは老化現象ではなく、予防をすることによって一生自分の歯で食べることが可能です。
できるだけ若い年齢から、正しいケアを実行していけば「80歳で20本」という目標もけっして実現不可能な高い目標ではないことを知っていただきたいと思います。
ご自分でできる歯の予防方法は
①歯ブラシ
②デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間の汚れを取り除くこと。
③お口の洗浄液で口をゆすぐこと。
ですが、これを日々こころがけて習慣にしたいですね。
知らず知らずのうちにしのびよる歯周病、さまざまな症状をひきおこす歯の成人病を予防し、自分の歯で噛む快適さ、健康を失わないようにしたいです。
歯と口の健康管理
ふだん、あまり感じることはありませんが、歯や口は、わたしたちの健康と深く結び付いています。
日常生活を楽しく送るために、会話はかかすことのできない大切なものです。
歯が抜けたり、むし歯ができていたりしては、なんとなく会話を楽しむ余裕もなくなったり、口を隠すなどして笑ったりしてしまうこともあるでしょう。家族や友人との楽しい会話は精神的な健康にもつながります。
歯、口の病気が直接体に関係することもあります。
子供のころは毎年新学期にむし歯の健診があります。
治さなければならない歯を指摘され、歯科医院へ行くことになるのですが、成人すると、なかなか定期検診を受ける機会がありません。
放置されたままのむし歯は当然悪化し、細菌がはびこります。
歯に穴があき進行すると骨との交通ができ、不潔なものときれいな骨がが交わることになります。
この最近が血液中に入ると、血液が運搬の役割をして、全身に細菌をまき散らしていくことになるのです。
この感染を「歯性病巣感染」といいます。
歯性病巣感染とは歯に穴があくことで細菌が血液の中に入って全身に回り、さまざまな病気や弊害をひきおこします。
臓器移植や心臓病を持つ人などが感染すると生死にもかかわります。
かみ合わせの異常から全身病になることも
感染だけでなく、かみ合わせなどのバランスが悪いと全身に異常をきたすこともあります。
かみ合わせが悪いということは、「あごが正常な動きをしていない」または「正常な位置からズレている」ということです。
バランスはひとつ崩れると次々に崩壊していきます。
現代の人間の脳は約8キロです。
かみ合わせのバランスが悪い状態は、脳を支える筋肉のバランスに影響します。
重い脳を支えるために、筋肉のバランスは良い状態にたもたれていなくてはなりません。
かみ合わせのが悪いと顎の筋肉とつながっている首の筋肉が緊張します。
筋肉のバランスが崩れたことにより生じる症状
①頭痛、肩こり、筋肉痛に悩まされることになる。
②姿勢がわるくなるので腰に負担がかかり、腰痛がおこる。
③神経が圧迫されることにより、手足の指がしびれる。
④顎関節症(あごの疾患)の痛みを感じる。
また、あわない入れ歯を我慢して無理に使っていたりしてもかみ合わせに異常がおきることもあります。
入れ歯を作る際には高度な技術とたくさんの時間と手間をかけて作られます。
歯があったときのかみ合わせの位置、感触などはもうわからないので、いろいろな方法で計算したりして確認します。
それでも人工物は天然の歯にはかないません。
ご自分の歯を一本でも多く保ち、機能させるのが一番大切ですね。
気付かないうちに進行する歯周病
疲れた時や体調がすぐれないときに歯ぐきがはれたり、痛みがでたり、噛めなくなったり、放っておくと痛みがなくなり、しばらくするとまた痛みだす・・・・というような経験はありませんか?
このような症状を繰り返すうちに、歯がぐらぐらになり、ある日ポロリと抜けてしまうのが「歯槽膿漏」です。
びっくりして歯科医院に行くと、すでに歯周病は口の中全体に広がってほとんどの歯を抜かなくてはいけない状態になっています。
働き盛りなのに「ある日突然、総入れ歯。」なんてことがないようにしなくてはいけません。
どうして歯周病になるの?
歯周病の原因はいうまでもなく歯垢(プラーク)ですが、歯垢に加えていろいろな条件が重なることにより、歯肉炎から「歯槽膿漏」へと進行していきます。
1.歯垢 とくに歯と歯肉の境目についている歯垢中の細菌が食べ物のカスを分解して、歯周組織に悪影響をおよぼす代謝産物を排出しています。また、最近の市外なども歯垢中に分解され、歯肉の溝からしみこみ歯周組織を破壊していきます。
2.歯石 歯垢に唾液中のカルシウムが沈着してできた歯石は、歯の根元に付着します。そこに歯石が重なり、歯肉は常に機械的な刺激をうけるので、どんどん退縮します。このためあらたに歯垢が蓄積されやすい状況をつくるという悪循環をおこし、炎症はどんどん悪化するようになります。
3.歯ならび、噛み合わせの異常 歯ならびがわるいと歯垢は蓄積されやすくなります。また、入れ歯などが原因で、かみ合わせが悪いとかむときにあごの運動がうまくいかず、ある特定の歯に以上な負担をかけることになり、歯周組織はより破壊をうけることになります。
4.食物の圧入 食べ物が歯と歯の間にはさまり、放置すると歯肉に炎症をおこすことがあります。
5.むし歯や歯の欠損 むし歯を放置しておいたり、歯がぬけたままにしておくとまわりに歯垢がたまりやすくなります。また、歯を抜いたまま放置しておくと、残った歯の噛み合わせの異常で歯周組織に悪影響がでます。
『歯周病の進み方』
歯肉炎ぐらいまでの症状はよく見られますが、これを放置することにやおおて、炎症は歯肉の使い部分まで進み、歯と歯周組織まで進み、そこに食べカスや歯垢が蓄積され、歯を支える歯槽骨まで破壊が進みます。
歯肉はやせて下がり、歯と歯の隙間は大きくなり、歯の根が露出してその周りは食べカスがべったりつきます。こうなると、口臭がひどくなり、他人とお話をするときに不快な気持ちにさせてしまいます。
この状態は歯槽骨は破壊されて、支えのない歯はかみしめる度にグラグラして思うように食事もできません。すでに末期に近く、ちょっとした疲れやかぜなどで歯肉は腫れ、痛みをくり返して、最後には抜歯ということになります。
歯肉炎
歯肉炎って何?
歯肉炎とは自覚症がないので炎症をおこしている本人は気がつきませんが、多くの人がかかっている病気でもあります。
痛みはないのに歯肉は赤く腫れて、歯をみがいたり、硬いものをかじったりするときに出血するのが特徴です。
最近のつくりだす毒素が、歯肉に炎症をおこさせるというもので、自覚症状がないのでつい放っておきがちです。
これを放っておくと炎症が歯周組織にも及んでいきます。
歯肉炎が悪化すると歯槽膿漏へと進んでいきます。
歯肉炎の予防には、毎日のセルフチェックとご自分でケアをするのが一番です。
健康な歯肉の色はピンク色です。
なによりも歯肉がひきしまって弾力があります。
歯肉炎の歯肉の特徴は
- 歯と歯肉の境目が赤い。
- 歯肉全体の色は赤く、赤紫のような場合もあります。
- 歯肉全体がブヨブヨしている。
- 指で押したり歯ブラシでこすると出血する。
- 歯の周囲には歯石や歯垢がたくさんついている。
です。
歯肉炎の予防はていねいなブラッシングをこころがけ、歯の歯の間を歯間ブラシやデンタルフロスでとり、口腔洗浄液(コンクールやリステリンなど)で口をすすぎ殺菌する。という三つのケアで予防できます。
さらに歯科医院で定期検診(メンテナンス)をすることで歯肉炎のうちに自分の歯を守るようにこころがけましょう。
メンテナンスについて
メンテナンスについて
先日、自宅のガスの湯沸かし器の調子が悪くなってしまい、、ガス会社に電話して修理にきてもらいました。
「ガスの湯沸かし器械がだいぶ汚れていて、部品も劣化していて取り換えなきゃだめですね。」
とのこと。
やはり、ガスの湯沸かし器も年に一度のメンテナンスが必要ということです。
きちんとメンテナンスしていれば器械をとりかえる必要はなかったと思うし、かえって高くついてしまいました。
これって歯のメンテナンスと一緒ですよね。
せっかく治したと思った歯周病や虫歯がしばらくしてまた悪くなってしまい、もっとひどくなってしまっていた・・・・なんて経験ありませんか?
治ったと思った歯周病は生きている限り、食事によって歯垢(プラーク)はつくし歯石もたまります。
定期的なメンテナンスでは、歯垢もやわらかくとりやすいのですが、一年以上たってしまった歯石は硬くなってしまうため、また最初から治療しなくてはいけなくなります。
綺麗に被せたセラミックも、ほうっておくと歯肉が腫れてしまったり、歯周病で歯がぐらぐらしてしまうことだってあります。
入れ歯の場合もメンテナンスはとても大事です。
せっかく作った入れ歯も、メンテナンスをしないと土台になっている歯が歯周病になって抜けてしまいます。
稲葉歯科医院のリーゲルテレスコープは抜けてしまったとしても修理ができますが。普通の保険治療の入れ歯では抜ける度に作りなおしが必要になります。
そのため、歯を一本でも失わないためにもメンテナンスが大切です。
安心してメンテナンスをうけて入れ歯を長持ちさせるか、歯を失いながら何度も作りかえるのとどちらがいいでしょうか。
稲葉歯科医院では3か月に1度のメンテナンス(定期検診)をおすすめしています。
メンテナンスの手順は
- まず、患者さんのお口の中の様子をお聞きします。
- つぎにずべての歯を一本ずつ拡大鏡をつかってむし歯がないか確認します。特に歯と歯の間はむし歯ができやすいのでフロスを使い確認します。
- 超音波の器械を使って歯の表面の歯垢(プラーク)を除去します。
- 歯と歯肉の隙間(ポケット)が深いところは衛生士がスケーラーという道具を使って除去します。
- 着色のある歯の汚れをとって器械で磨いて仕上げます。
- すべての歯に歯間ブラシを通して、歯肉をマッサージします。
- 最後に、衛生士から、歯磨きの指導などのアドバイスがあり、ご希望によってフッ素を塗布します。
入れ歯の場合も毎回、超音波洗浄にかけ、着色のついた歯は綺麗にみがき、こわれていないかどうかチェックします。
ご自分の歯は生涯を充実させる財産です。人工の歯はいくら高い技術で作られたとしても天然の歯にはかないません。一本でも多くの歯が健康に保たれるように、私たちがお手伝いできたらうれしいと思っています。
歯垢がたまりやすいところ
歯垢はどのような部分にたまりやすいのでしょうか。
お口の中は会話や歯がかみ合ったり、唇や舌、口の粘膜が歯に接触して、歯垢を落とそうとする自浄作用が働いています。
いくら自浄作用が働いているといっても限界があります。
毎日歯を磨いていても、どうしても歯垢がたまりやすいところが五つあります。
- 歯と歯肉の境目←歯頸部といいます。
- 奥歯の溝
- 前歯の裏側
- 隣り合った歯と歯の間
- 上あごの一番奥歯の裏側
この場所はむし歯になる確率が高い場所でもあります。
歯を磨くときこの場所を注意して磨くと、むし歯の予防になります。
このほか、むし歯などでよくかめない歯のまわり、歯が抜けてしまってかみあう相手のない歯や、片方でかむ癖のある場合はかまない方の歯に歯垢が目立ちます。
残念ながら一本でも歯を失った時には、必ず歯を補充しておくことが大切です。
これをほうっておいてなかなか歯科医院へ行こうとしない人がいます。
歯は鎖のように連なっているので、ひとつが欠けてもバランスがわるくなり、さまざまな弊害をおこします。
また、歯みがきをしていても、歯並びの悪い歯には歯垢が残りやすいです
どの部分に歯垢がのこりやすいか簡単に調べられる薬も市販されています。
最も一般的なのは、エリスロシンという食紅で人体に安全とされているものです。
錠剤と液が市販されています。
どの部分に施行が残りやすいのか自分なりに研究して歯垢を残さない歯磨きをこころがけたいですね!
歯周病(歯槽膿漏)がひきおこす五つの症状
歯のまわりの病気(歯周病)は大きく二つに分けることができます。
ひとつは歯ぐきだけが腫れて炎症をおこしている歯肉炎で、もうひとつが歯を支えている歯槽骨まで冒されてしまう「歯槽膿漏」です。
歯周病は、成人病などと同じ、りっぱな病気のひとつです。
ですから、40歳をすぎたら、歯もほかの、歯もほかの臓器と同じようにケアをこころがけなければいけません。
でも、歯周病は、多くのひとがもっている成人病であるにもかかわらず、放置されがちな病気でもあります。
風邪の初期症状やひどくない病気のように、むりをしないで自然に治るものならそれでもよいのですが、むし歯や歯周病の症状は放っておくと悪化はしますが、回復はしない病気です。
痛みがでてきた歯を一生懸命歯ブラシして治るということはありません。
楽しい食事ができないばかりか、全身の健康に大きな害を及ぼすことにもなりかねないのです。
では、どうしたら健康で丈夫な歯をもちつづけられるのでしょうか?
その前に私たちの健康な歯をむしばんでいる犯人の歯垢(プラーク)についてよく知っておくことが大切です。
歯垢とは・・・・歯をみがいても取りきれずに、残ってしまった汚れのことです。
この歯垢が蓄積されていき、古い歯垢はやがて歯石となり、細菌が歯肉をくしばんで、歯周病の原因となっていきます。
歯垢は、成分の80%が最近からできているのです!
粘液でしっかりと歯の表面に付着していられる人間の口のなかは、適度な温度も常にたもたれていて、細菌にとっては絶好のすみかです。
たくさんの細菌が糖分を栄養にして繁殖し、乳酸を排泄しています。
この歯垢の中の細菌は乳酸がくせものでカルシウムとたんぱく質からできている歯をとかしてしまうのです。
また、施行の細菌は乳酸をつくりだすだけではなく、食べカスから有害物質をつくり、さまざまな歯周疾患の原因にもなっています。
歯垢(プラーク)がひきおこす五つの症状
- むし歯の原因になります。
- 歯肉炎、歯槽膿漏の原因になります。
- 歯石が形成されます。
- 口臭の原因となります。
- 歯の外観が悪くなります。
歯垢は、歯の病気のすべての元凶であるといえるでしょう。
ホワイトニングやセラミック治療、もちろんよい入れ歯を作ったとしても、その土台となる歯が歯周病であったら台無しです。
歯周病にならないうちに手当てしてあげましょう!
歯を失うのは「寝たきり」への第一歩
歯を失うこと、あるいは歯の状態が悪いということは脳にも影響を与え、寝たきりやぼけを招きます。
歯がなくなったら、入れ歯にすればいいとか、何本か残っているが面倒だから総入れ歯にしよう、などと考える人がいます。でもこれは大きなまちがい!一本でも多くの自分の歯を生かすことはとっても大事です。
歯の根には歯根膜とよばれるセンサーがついていて、無意識にものをかんでいるとき、何か固いものが混ざっているなどの異常があると、すばやく口の動きをとめることができます。歯が抜けてしまうと、こうしたセンサー機能も失われてしまうので、想像以上に不自由です。
このセンサーは残念ながらインプラント(人工の歯の根)にもありません。
【8020 20本の健康な歯を生涯保ちましょう】
8020運動という言葉を聞いたことありますか?
これは80歳で20本のはを保とうという、厚生省が始めた運動です。
20本という根拠は、500人のおとしよりを対象に、「歯が何本あればかめるか?」という調査をしたところ、使える歯が20本以上あればたいていの物は食べられるのに、それ以上だと食べられない物がでてきたことによります。
日本での平均寿命から考えると高い目標ではありますが、健康で快適な老後を送るためにも、ぜひ、クリアーしたい目標です!
歯には寿命があるのでしょうか?いいえ、大切にすれば一生もちます!!
年をとると入れ歯にするのが当然、と思っていませんか?
歯は本来、一生使っていくことができるはずの寿命を十分にもっています。
では、どうして歯を失ってしまうのでしょう。
歯のお手入れに問題があり、歯槽膿漏になって歯を失うという場合と、歯を失った時の処置も問題です。
一本でも歯を失ったままにしておくと、失った歯の方向に全体が移動していき、かみ合わせの悪さと歯に加わる微妙な力によって健康な歯も悪影響を与えます。
一本が悪くなったときに、自分の歯に合った最善の治療をしてもらうことで、歯の寿命をさらに延ばすことができます。
「歯は基本的に一生もちます。歯の喪失は老化現象なのではなく、お手入れや治療の問題です」
歯を失う平均年齢を、歯の種類別に調べた統計があります。
親知らずを除外して。最も早くうしなわれるのは、下あごのいちばん奥の大臼歯で、女性の平均が41歳、男性では44歳となっています。
次が隣の大臼歯です。
全体でみると、おおむね50歳から55歳にかけて少しずつ抜け始めます。
歯を失う原因の最大のものは歯周病です。年齢に応じて加速度的にはがなくなっていく傾向が強いです。
昔はむし歯が原因で抜歯をすることも多かったのですが、治療技術の進歩により少なくなりました。
歯周病は歯を支える歯周組織そのものが破壊されるため、重症のものは、抜くよりほかに方法がなくなってしまう場合もあります。
歯周病の怖いところは当初、自覚症状がないうちに進行していくことです。
若い世代でも危険性はありますが、40代くらいからは、定期的に歯科医院に訪れて、予防、治療の指導を受けることをおすすめします。
生涯自分の歯で食べられるかどうかどうか、この中高年の世代での歯周病対策にかかっているといってもいいでしょう。
噛むことはこんなに大切
年をとったら入れ歯。これを当然のことと考えていませんか?
80歳以上の健康で元気なおとしよりが増えている一方、歯は50代で失う人が多いようです。
実は、メンテナンス次第で歯の寿命は延びるということをご存知ですか?一生自分の歯で食べることも十分可能なのです!
歯を失うことは、食べることだけに影響するのではありません。
話すこと、表情、脳の血流など全身の健康に広く影響します。その結果、歯がないことが、楽しく、充実した老後を送るための大きな障害になってしまいます。
歯を失う原因の多くは、歯の成人病といわれる歯周病と噛み合わせの不調和によるものです。
この大敵を上手に予防、発見し治療していくことで、生涯自分の歯で生活することが可能になります。
「もう年だから、歯を失うのもしょうがない」
と考えずに、一本でも多くの健康な歯を残すことで、豊かな老後を満喫したいものです!
【噛むことはこんなに大切!】
歯は全身の健康に関係があります。
健康で豊かな老後を迎えられるように、おとしよりにとって、話すことと食べることはかけがえのないものです。
そこで大切なのが歯の存在です。
不自由なく何でも食べられることと、大きな声で人前で笑えることは無上の喜びです。そのためには歯の存在が必要なのです。
また、歯は単に食べること、話すこと以外にも、全身の健康と深いかかわりのある大切な機能をもっています。
このことは最近になってさらに研究が進んでいて、歯の存在が全身にとって非常に重要であることがわかってきました。
歯があるからこそ噛むことができます。ふだん何気なく行うことですが、ひとつには口の中で食べ物を小さく砕いてだえきの混ぜ、食物をひとかたまりにし、飲み込みやすくするという機能があります。
でも、それだけではありません。
歯の存在は私たちの表情をつくってコミュニケーションを助けます。
さらに全身の健康という意味で重要なのは、噛む動作によるあごの働きです。
噛むときに必要な力は筋肉の老化を予防します。そうです、よく噛めるということは若返り、今でいうアンチエイジングの効果があるのです!
また、上下の歯が強いちからでぶつかり合うとき、下あごの力を上あごがしっかり受け止めます。
このときの衝撃はあごから頭につながり、頭蓋で吸収されていきます。
そのため、噛むことによって脳が刺激を受けることになります。
最近の調査では、現代人の噛む回数は昔と比べて大幅に減っているそうです。
日本では軟食傾向が強まり、噛まない食文化になっています。
軟らかくておいしいとか、軟らかいものがおいしいといった食が好まれています。
これに比べ、ヨーロッパ、特にドイツの食生活では硬いものが好まれています。
硬くておいしい、硬いものがおいしいといった感じでまるで逆です。
そのため、ドイツの入れ歯は自然に硬いものが噛める、硬いものを噛んでもこわれないようなものが使用されるようになりました。
これがリーゲルテレスコープです。
ドイツのリーゲルテレスコープを父稲葉繁がはじめて日本に紹介してから30年近くなりますが、当時治療した義歯が現在も使われていることから、とても長持ちする入れ歯です。
今、歯を失うとインプラントという傾向にありますが、インプラントをしたくない人、また骨が高度に吸収していてできない方もいっぱいいらっしゃいます。
ただ、一般の人にリーゲルテレスコープはまだまだ知られていません。
これからすこしづつ、みなさんにリーゲルテレスコープの良さを 伝えていきたいと思っています。

