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リーゲルテレスコープについて
8020運動というのをご存知でしょうか?80歳で20本の歯があればだいたいの物はなんでも食べる事ができて健康に過ごせる。という意味なのですが現在20本の歯を保っているのは約55歳です。
歯を失っていく状況をみると下顎では奥歯から抜けていき徐々に前方に移行してます。その原因は歯周病のみが原因とは考えられません。
それは無くなってしまった歯に義歯を入れるのですが、保険適応の部分入れ歯はクラスプという(ばね)を残っている歯にかけます。
クラスプは歯をつかんで横に揺らしてしまいます。それによって徐々に歯がグラグラしてきてまるで歯周病であったかのようにぬけていってしまうのです。
このクラスプのついている部分入れ歯は歯を守るどころか患者様がわからないように歯を失う事を加速させてしまっています。
今の保険の制限治療のなかでは患者様のために最適な治療を選択することができません。
それどころか歯科の医療費はどんどん削減されているためこれ以上の質を保険治療に期待するのは無理でしょう。
ブリッジの場合においても現在の保険制度は支える歯の面積や長さから小学生の算数計算の様なものできるかどうか判断します。これでは大切な患者様の歯は守る事はできません。
ヨーロッパ、特にドイツは非常に歯科治療が進んでいます。ドイツではクラスプの入れ歯は消滅していてすでに学生の実習にもでてこない古いものになっています。
残存歯、残っている歯を保護することが私たちの使命だと思います。
リーゲルテレスコープとは父、稲葉繁がドイツに留学していた1年半の間にチュービンゲン大学のケルバー教授から直接勉強してきて日本に紹介した入れ歯です。
入れ歯というにはあまりにもしっかりしていて、クラスプ義歯とは比較になりません。
このリーゲルテレスコープは保険がききません。そもそも使用する材料がチタンや白金です。
製作過程からその精密さに関してそれを上回る入れ歯はないと思います。
これからリーゲルテレスコープがどんなものか少しずつまた書いていきたいと思います。