稲葉歯科医院 院長ブログ 千代田区 末広町 顎関節症 入れ歯 リーゲルテレスコープ 矯正:千代田区外神田で歯科医院を開業している院長稲葉由里子が日々の診療への思いや雑感を語ります。

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歯科検診

先日、娘の通う保育園で歯科検診がありました。当日の朝、歯科医師の子供が虫歯があった・・・・となるとちょっとはずかしいので、いつもより一生懸命磨いて登園しました。

結果、虫歯はなかったものの歯ブラシは「だいたい磨けてます」・・・・・・ということでした。

子供の虫歯は一昔前に比べるとだいぶ減ってはきましたがWHOの調査では欧米の先進諸国と比較すると187ヵ国中148位と、とても低いのが現状だそうです。

あまり知られていなくてきをつけなくてはいけないのが、お母さん、お父さんなど保護者からの虫歯の感染です。

生まれたての赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいません。

虫歯菌は口うつしで食べさせる事でうつりやすくなります。歯ブラシ、スプーンなど大人の唾液がついたものからうつってしまうので気をつけましょう。

2~3歳までに虫歯菌が子供の口の中にすみつかなければ、将来虫歯になる可能性を大きく減らせます。

娘の通う保育園でも1歳2歳ですでに虫歯になっている子やなりそうな子がいました。

このぐらいの歳だと、なかなか上手に磨かせてくれないし、食べてる途中で寝てしまう事もあります。磨いていても虫歯になってしまう事だってあります。

では、どうしたらいいのでしょうか・・・・

とても効果的なのは、フッ素とキシリトールです。

フッ素には、歯を強くする、再石灰化するなど虫歯予防効果があります。歯科医院でのフッ素塗布を3~4ヶ月に一度行うと効果的です。

先日秩父で開業されている予防歯科の今井美行先生に乳幼児の予防、治療についてたくさんの助言、資料をいただいたのですが。今井先生は虫歯のリスクの高いお子さんには毎月フッ素塗りに来ていただくとおっしゃっていました。今井先生が秩父の子供たちに指導していることは・・・

自宅でできるフッ素の利用法としては、歯磨き粉のなかにフッ化物が添加されているものを使って一日2回以上使う事、100%のキシリトールを、食後すぐ、寝る前にもかむ。ということです。

キシリトールはシラカバなどに含まれている天然甘味料です。キシリトールを噛むと虫歯菌の活性が弱まります。

虫歯予防の先進国フィンランドの子供たちはこうして虫歯予防を日常生活で取り入れています。

その結果12歳までに虫歯になったり治療をした歯はフィンランドの子供たちは1本です。(日本の12歳の虫歯の平均本数は4本)

1972年時点ではフィンランドの子供たちの虫歯は12歳で約8本、日本の5,6本よりも多かったのです。

それがキシリトールの導入、予防のシステムの導入により大きな効果をあげました。

日本の子供たちもフィンランドの予防システムを上手く取り入れれば虫歯ゼロが可能になります。

子供たちのかわいい笑顔をお母さん、お父さん、歯科医院で守ってあげましょう!

 

2008年07月19日

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